さくら学院2018年度謝恩会メモその2
2019年4月6日にタワーレコード渋谷で開催されたトークイベント
「さくら学院 麻生真彩・日髙麻鈴・新谷ゆづみ 2019年3月 卒業」発売記念
恒例!謝恩会トークライブ
http://www.sakuragakuin.jp/news/single.php?id=970
のメモのその2です。
主に森先生の発言をメモったものです。注記のないものはすべて森先生の発言です。聞き間違えや漏れもあると思います。ご参考程度としてください。
【映像パフォーマンスの授業】
みんな飲み込みが早くてすぐに覚えてしまった。こういうときに、さくら学院の凄さが発揮される。
(一番花形のギターに挑戦した)八木だけは、うまくいかなくて、8回くらい挑戦してようやく成功させた。
こういうとき、八木は爪痕を残そうとする。
八木・田中は「やってやろう」という気持ちが強い。なぜかというと、ルーキー(転入生に越されること)を怖れているから。
【映画『さよならくちびる』出演開示】
きよもと:すでに試写を観た人によると、(新谷・日髙は)印象的に登場するそうです。今度、私も試写に行くので、ツイートしようと思います。
【バレンタインライブ】
嶺脇:なんと言っても、『寂しい熱帯魚』ですよね。こんなクールなそよちゃんを見たことがない!
こういうの、似合うんですよねえ。スラっとしていて。
【歌の考古学】
これは新谷が凄かった。
終わったあとに「もっと伝えるべきことがあったのだけど、それはいい」と言ったのだけど、校長が「伝えたいことを飲み込んではダメだ。ちゃんと伝えていけ」と。その後、泣きながら思いを語っていた。
新谷が「尾崎」と言ったときに『卒業』かと思って、それもタイミング的に凄い選曲だなと思ったのだけど、知られていない曲を掘り起こしてきた。
(野崎の魔女っ子コスプレ写真を見ながら)これ、凄いですよねえ。選曲の理由も凄くて、野崎のお母さんがカラオケで良く歌っていたからと言う(お母さんも若いという話)。
嶺脇:それまで(一限目の)八木さんのサウスポーで盛り上がっていたのにねえ。
八木もピンクのキャップで目立ったのに、野崎に全部持って行かれて、「チっ」と思っているんじゃないですかね。
野崎はわかっている。今後、残り4年もすでに考えていそう。
新谷の話ばかりしたけど、麻生と日髙も凄かった。麻生の『Peace of My Wish』も刺さった
日髙は新谷と逆。「私を見てください!」という。ミュージカルへ行くというのは正解だと思う。
【放課後アンソロジー・進路発表】
嶺脇:ミュージカル、歌手、女優というのは、前からあった話だと思うので安心して見ていられました。
麻生だけ決まっていなかったんじゃないかな。移り気な人で、いろんなことがやりたい。
トークやったりしてマルチタレントにもなりたいし、ミュージカルもやりたい。
卒業後は進路によって人が付いたり、アミューズの別の部署に行ったりということがあるから、職員室としては、進路を自分で決めるための時期を作ったようです。
麻生も受験もあったりして忙しかったはずだけど、その中で楽器をやったり、詞を書くなど創作活動したり。学院祭で『Secret base』を歌ったのも、そんな中での職員室からのパスでした。
【卒業式】
今年の卒業式はエモかったですね。
年度によって、明るい卒業式もあったりするのですが、今年は"泣かしに来てんな、こいつら"という感じでしたね。
きよもと:話題のひとつは帰宅部の復活ですよね。
この3人、同期なんですよね。去年のシャッフルユニットでBABYMETALを任された3人ですからね。腕に覚えあり、という感じ。
嶺脇:帰宅部のパジャマがまた可愛い。
きよもと:このパジャマじゃなくて、もうひとつの、夏のパジャマが好きなんです!
きよもと:KYGもとうとう、藤平さんひとりになっちゃうんですよね。
KYGなんて、ただの"うるさい奴ら"だったのに、いつの間にか勝手に背負って、物語を付けるんじゃない!(笑)
司会中山:ここから卒業生をひとりひとり転入時から秘蔵画像も交えて見ていきましょう。
【麻生真彩】
(2015年度転入式の写真)
転入当時、麻生と日髙は明らかに損していましたね。上は中2の黒澤美澪奈が強烈で、下は吉田も藤平もキャラが濃くて、麻生達はその中間という立場だった。
日髙は凄い武器を持ってきたわけですが、麻生は紅ショウガ一本。それでしばらくやってましたよね。父兄キャラも白井に比べると弱いよ!って。
裏では、よく弱音を吐いてました。大声で「自信ない」と言ってみたり。「大丈夫」待ち。「大丈夫だよ」と言って貰いたいみたいな。
エレベーターの中で「出るのやめようかな」と言ってみたり、かまってちゃん。
ただ、リアクションは凄く良くて、反射神経がいいなという印象でした。
(2015年・5周年ライブのコントで「KYG」をやっている岡崎・麻生・藤平の写真)
岡崎と藤平は、ちゃんといい顔作ってますね。こいつ(麻生)、カメラ目線で笑っているじゃねえか(笑)。このKYGは、和音先生が「2番、もうちょっとこっち!」みたいにかなりこだわって指導していて、和音先生プロデュースでした。
司会中山:ということは、KYGってオフィシャルだったんですか?
オフィシャル? ああ、そうかもしれませんね。
(落語の授業の写真。さくら色の羽織を来ている)
きよもと:ピンクが似合うんですよねえ。可愛い!
麻生は(2018年度の)転入式のあとに、志ら乃師匠に(トーク委員長として)「人の話をしっかり聞きなさい」と言われて、それを実践していたようです。トークでは、まず相手の話をしっかり聞かないと、うまく返せない。
FRESHの反省会でも、しっかりと人の目を見て、プロとして「どうでした?」と意見を聞かれました。
【日髙麻鈴】
(2015年度転入式の写真)
舞台の上の日髙も凄かった。キャラが立っていましたね。BABYMETALを任されるくらいだから力もある。
(5周年コントのテレパシー注文の写真)
日髙のこれ(テレパシー、超能力)は、最初は職員室が封印していた。もしかしたら「エンタメじゃないかも」ということで。
僕は、これ(日髙の能力)が本当に(怖くて)嫌で。
磯野がいかにも意地悪な先輩風に「森先生も見てあげて」と言うんですよ。
そのせいでワザとかもしれませんが、「良くないのが憑いていますね」と。僕はそのためにわざわざ神社まで行ってお祓いしてもらって、さあ大丈夫だろうと(日髙に)「どう?」と聞いたら「まだ憑いてますね」(会場笑)
それで、やっと(テレパシーが)できたのが、2015年度の学院祭ですね。エンタメとして昇華して。
嶺脇:どんどん進化していきましたよね。電気が消えたり、時間を止めたり。
いろいろ広げましたね。僕も1回(テレパシー)使ったんですよ。(スルメのように)味がしなくなるまで噛み尽くしました。
(新体操の授業の写真)
楽しそうだなあ。日髙は最初、一人でいる印象が強くて馴染めているのか心配だった。
楽屋でよく話しかけてくれて、実は(子どものくせに)子どもが苦手だったという(会場笑)。
それが成長して、今年はよく下級生を教えていました。特に同じ匂いのする野中の面倒を見ていた。
(ここでなぜか、話が飛んで、15年度の思い出。詳細わからず)
15年度のテストで、大賀が上級生に怒った。「なんで、もっとみんな、きちんとリアクションしないの!」と。
命がけでお笑いをやっていましたから(笑)。
(卒業ライブの写真)
今年度の中3は表情がいい。ライブでの緊張がない。
振り付けの先生によると、「この子たちは落ち着いている」と。
年度によっては、最後までバタバタしているときもあるのだけど、今年度はちゃんと(気持ちの?)整理がついていて、(本番の前に?)みんなでふれ合う時間を作っていた。
【新谷】
(転入生オリエンテーションの写真)
スタート当時の新谷は、いっぱいフォローする必要があった。変わったきっかけのひとつは、髪を切ったこと。髪を切ったのは誰きっかけだったんでしょうか。
(2016年度学年末テストの未公開写真? テスト返却で喜んでいる新谷)
一年目の学年末テストのMVPは新谷なんだけど、事情で使えなかった映像がある。LoGiRLが終わるというドッキリをやったら、本当に終わってしまったという微妙な状況があって。新谷の回答は、狙ってないから面白くて好きでした。
ちなみに野中はメチャ狙っているけど、ワケがわからないから面白い。
新谷は打率が高い。FRESHで一緒にでる仲間が羽を伸ばせる。新谷は、何を言っても許してくれそうなところがある。
(ここで、「萌々穂ちゃんが怖い」というメモが残っているのですが、詳細思い出せず)
(学院祭「時をかける新谷」の写真)
麻生はちゃんと芝居をまとめてくる。
新谷は芝居が頑固! 流れに沿って、感情が乗ってこないとセリフが出ない。
で、俺が「ゴメン、これ言いにくかった? ここをこう直せば言える?」みたいに気を使って。
2018年度の学院祭は、劇団プレステージの風間さんが演出として入ってくれて、新谷に丁寧に演技をつけてくれました。
風間さんは、野崎の「はい、パパ!」も丁寧に演出してくれて「キミは言いたいけど言い出せなくて、その気持ちがどんどん大きくなっていって爆発して、"はい、パパ!"って言っちゃうんだ!」みたいに。
風間さんの存在は大きかった。
(ゆづみんつぐみんの写真)
これも作り込んでいましたね。これも和音先生プロデュースです。
(デミーの写真?メモなし)
学院祭でデミーを気にしているのは、岡田と新谷。
岡田は作り込んでくるけど、新谷はそのときの感情を大事にしていて、作ってきたようなセリフは言いたくない。ずっと見つめていたりするのは、言葉が出てくるのを待っている。
コイツ、売れたら面倒だなー(笑)。俺が一生懸命台詞を直して、「これなら言えるでしょうかあ」みたいな。
(卒業式)
今年の卒業式がエモかったのは、新谷がエモーショナルだった、ということなのかも。
(卒業生エピソードへ続く…)